仕事と介護~介護離職しないために~②

公開日: : お知らせ, コラム

 ② 職場への告知とタイミング

介護がはじまると出てくる問題は様々あるが、その一つが職場への告知。

平日に何かと時間が必要となるため、あっという間に有給休暇がなくなっていくという事態が発生する。遠方ならなおさらであろう。

そうなってくると仕事に支障も出てくるし、思わぬところで、迷惑をかけることもある。そして、さらに困ったことに見通しがつかないのだ。最初のうちは何とか乗り切るとしても、突然の休みや早退が重なれば、まわりへの負担も増えるし、仕事や評価に悪影響が出てくることもあると思う。

介護の問題の一つとして、介護をしていることが分かった途端、本意ではない部署に回されたり、プロジェクトから外されたりとケアハラスメントもあると聞く中、どのようにしたらいいのか。

明確な答えを出すのは難しい。

私の場合は父が旅先で倒れたと職場に連絡が入り、とにかくその日中に島根県の石見銀山近くの街まで行かなければならないことから、職場にはその時、判っていること、しばらく状況が読めない、最悪な場合もある。包み隠さず伝えた。伝えるしかなかったからだ。

もし、違う状況から始まっていたら、たぶん必要になるぎりぎりの時までは話さなかったと思う。この時はまだ30歳になったばかりだったから、自分が介護をしているという状況に対しどこか認めたくないという気持ちもあったし、迷惑をかけたくないというよりプライベートなことを職場に知られるのはとにかく嫌だったからである。このことが私に対する人事にどのように影響があったかは正直判らない。

その後2度の転職を経て、今に至る。転職はたまたま介護の時期と重なっただけで、介護とは全く関係はない。ただし、転職の時は事情を承知していただいた上でのことだったので、必要な時には休みを使わせていただいた。

介護で時間を使うのは最初の段階と介護される方の様態に変化があった時である。もちろん、長く続く介護の中で、様々なことがあるが、初期の時がやはり時間が必要だったし、考えなければならないことも多く、とにかく手間と時間を一番必要とした時期だと振り返ってみて改めて思う。3a3802ef120480fb0db438c91448b5e4_s

関連記事

○介護者:40歳代女性  要介護者:70歳代父 【相談内容】 健康診断で腫瘍が見つかり検査

記事を読む

オレンジリングを知っていますか?

 「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として「認知症サポーター養成講座」を受けた人が「

記事を読む

<doppo>に第2回コラムが掲載されました。 今回のテーマは「介護と休暇」についてです。

記事を読む

親の老い 自分の老い

 自分が今の親の年齢になった時、自分はどのような晩年をどのように過ごしたいのか、考えたことはあり

記事を読む

Ewel様情報交換会に参加いたしました。

○前半のミニセミナーにて<仕事と介護を続けていくための地域サービス活用術>をご紹介いたしました。

記事を読む

介護者の病気

 介護する側が病気になると大変である。 ただでさえ介護があるのに病気の自分の面倒も見なけれ

記事を読む

介護とロボット~時代の流れに思うこと~

 そんな大げさなものではないが、たくさんのことが日々進化し、ついこの間までは未知の、夢のような話

記事を読む

介護のほんねニュースに寄稿が載ります!

父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録 ~介護のはじまりは、病気でした 先週に引き続き

記事を読む

介護に関する最初の窓口『地域包括支援センター』

           

記事を読む

【doppo】インタビューしていただきました!

      ひとりを楽しみたいアラフォー・40代女性のた

記事を読む

お問い合わせ
PAGE TOP ↑