鬼と一緒に風邪等も!

公開日: : 最終更新日:2015/01/26 お知らせ, コラム

775a19ebcef0462e6bd2f682a9f87bd9_s

‘福は内。鬼は外。’

節分に豆をまいて、禍(鬼)は外へと追い払う。

一番寒いこの時期は風邪などの病気も一緒に払いたいものである。

 

 厄年の時に、川崎大師へお参りに行った。

節分の時にしかもらえないお守りとお豆をいただけるというので、節分の日がちょうど土曜日ということもあり、お参りに行ったのだ。

予定があり、早朝に出かけたため、豆まきには参加できなかったのだが、しっかりと縁起物のお豆とお守りをいただいた覚えがある。

せっかくの縁起物だからと、お世話になっていた方々にお配りさせていただいた。特に年配の方々は縁起物だと大層喜んでくださり、こちらが恐縮してしまうぐらいだった。

そういえば小学生の時は、リュウマチで外出がままならない祖父に、地元の神社の豆まきに毎年参加し、お餅やお豆をいただいていた。ある年、学校からの帰りが遅く、行けなかった時がある。普段は感情を出さない祖父がとてもがっかりしていたので、申し訳なく思った覚えがある。

豆や縁起物には関心を示さなかった父であったが、突然恵方巻きが食べたいと言い出したことがある。関西に親戚を持たない私たちにとって、それまでご縁がなかったものなのだが、どうしても食べたいというので、買ってきたことがある。結局は太巻き寿司が食べたかっただけのことだったのだが。

元々食べることが好きだった父であるが、晩年は好みも大きく変わっていった。突然の好みの変更にはこちらも振り回されることもしばしば。

嫌いだったものを好きだといったり、もっと食べたいといわれても。

“ありません。急には。”と、なる。

すると突然、 “俺には食わせないのか!”と 怒り出す。認知症の症状か?と思われる言動も。

しかし、好みの変更を急に言われても、こちらとしては困るのである。食べ物が絡むといつもの会話なのだけれど。

 

家族の豆まきのおかげか、父はお正月には体調を崩すことはほぼ毎年なのに、節分の頃は全く風邪も引かず、体調を崩すことはなかった。父は豆をまかなかったから、恵方巻きのおかげかも?

父はほとんど風邪やインフルエンザにかかることがなかったが、季節の変わり目、体調には介護される側もする側も十分に気を付けたい。

 

暦の上では春をむかえる。

昔の人の思いと一緒に福を呼び込んでみては?

 

 

 

関連記事

【doppo】にコラムが掲載されました!

ウェブマガジン【doppo】にコラムが掲載されました! 介護が終わって考えること | ひと

記事を読む

在宅介護の負担

  負担を感じていませんか?  介護の負担感を抱えているのは自分だけと思っていませ

記事を読む

『2025年問題』

 2015年団塊の世代が65歳を迎えています。  10年後の2025年にはその世代が75歳にな

記事を読む

介護とロボット~時代の流れに思うこと~

 そんな大げさなものではないが、たくさんのことが日々進化し、ついこの間までは未知の、夢のような話

記事を読む

【介護のほんね】に第2回寄稿文(中編)掲載されています

父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録 ~父親の介護。会社の休みはどう取ったらいいの? 掲載され

記事を読む

介護、その後~いつか来るその日のために~②

② 遺影撮影<一番の笑顔を> そういえば最近、きちんと写真を撮ったことがない。 昔よりデジタ

記事を読む

父介護:2005年秋から2014年春

2014年4月下旬、父は長い在宅での介護の末、享年80歳で永眠いたしました。4月の上旬の入院

記事を読む

介護のほんねに寄稿しました!

ウェブマガジン【doppo】に書かせていただいていたアラフォー女性への親の介護についての記事を書

記事を読む

幕の引き方

旦那様を早くになくし、子供さんがいないため、大きな古いお家でお一人暮らしのお知り合いの素敵なご婦人。

記事を読む

介護の先を考える

死後のこと、考えたことがありますか? 散骨・樹木葬・骨仏等お墓に骨を埋葬しない形態も増えてきて

記事を読む

お問い合わせ
PAGE TOP ↑