暑さ対策していますか?

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暑さ対策していますか?

 

連日、酷暑・熱暑・猛暑と暑さの話題が続いています。

暑さによる熱中症等で体調を崩し救急搬送されたというニュースも多く、特に高齢の方が搬送された例が目立ちます。プリント

国立環境研究所の発表によると、熱中症の患者数は年々増加の傾向にあり、人口当たりの患者数は65歳以上が最も多く、気温の上昇に伴って発生率も上昇するそうです。そして65歳以上の熱中症の発生の特徴は場所が自宅(居室)であること。高齢者の多くが一日の大半を自宅で過ごしているため、高温でも普段と同じように生活をしていて、特別の対策をとっていないようです。

高齢者が熱中症になりやすい理由は主に4つ。(熱中症情報サイトより)

①体温調節機能が低下している

ふつうは汗をかくことで体温を下げているのですが、加齢に伴って汗をかきにくくなります。気温35度以上の環境下では65歳の人の体温は25歳の人に比べて0.3度も高くなるという実験結果があるそうです。

②高齢者は体内の水分が少なく、さらに水分摂取量も少ない

人体の水分量は通常60%、高齢者は50~55%と少なくなります。

また、のどが渇きにくかったり、頻尿の心配等から水分摂取量も少ない傾向に。

③高齢者は暑さを感じにくくなっている

加齢に伴って知覚が衰え、暑さや寒さを感じにくくなっていきます。

暑さは感じなくても、高温の中では体温が上昇し、体内の水分も失われています。

④もともとの体力が低下していて、持病を抱えている人が多い

健康な人に比べて体力の低下がある人は熱中症になると重症化しやすいようです。自覚症状が出にくく、気が付いた時には重症化していたという事も。

 

 よく高齢者の方が、「クーラーの風にあたると具合が悪くなる。」「出かけるから水分は控えている。」「飲み物を飲むとむせる。」等と話されますが、熱中症のためにはどれもNG。

 年々、気温が上昇傾向にあり、建物の気密性も高まっている中、昔のような暮らしでは熱中になってしまいます。

 こまめに水分(ゼリーなども有効)と塩分を取り、きちんと食事や睡眠をとり、体力を落とさないことが熱中症予防に大切なようです。

 昨年は7月下旬が発生のピーク(環境省熱中症情報サイト)、夏本番はこれからです。できる対策を取りながら夏と上手に付き合っていければ。

 

【参考】

国立研究開発法人 国立環境研究所:ttps://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/32/10-11.html

熱中症情報サイト:http://熱中症情報.com/cont4-4.html

環境省熱中症情報サイト(PDF):http://www.wbgt.env.go.jp/pdf/kogi01.pdf

 

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