介護と仕事~介護離職しないために~③

公開日: : 最終更新日:2015/10/02 お知らせ, コラム, 仕事と介護

 平成24年総務省就業構造基本調査によると平成19年10月~平成24年9月までに家族の介護・看護のために前職を離転職した人は総計で439,300人、そのうち女性が353,800人、年齢階層別内訳では40~59歳が222,500人と全体の50.7%を占めている。

 介護にはお金・時間・気力等様々なものが必要。仕事をしながらの介護は、精神的にも肉体的にも、大変なことも多い。

分かれ道

 

 

 

 

 

しかし、残念ながら、介護には終わりの時が来る。その時に、仕事を辞めてしまっていたら、キャリアを途中であきらめてしまったら、どこにも所属がなかったら、どんなふうに感じるのだろうか?負の感情ばかりが残ってしまったり、介護ロスになってしまったり。大切な方をなくし、介護に関わる全てとの接点もなくなり、社会との関りもなかったら?それでも自分の人生は終わらないのだ。

 仕事をしながらの介護は本当に大変である。時には思う様に仕事ができないことも、キャリアアップに支障が出ることも、したかったプロジェクトに携われないことも、仕事をするために介護に余計にお金を使うかもしれない。それでも自分の人生も大切である。介護を通して親の人生を、生活を余儀なく背負うことになっても、自分と親の人生と、介護の後の人生も少し考慮に入れながら、人生の何分の一かにあたる介護という時間を客観視することも大切だと思うからだ。

 何時かはわからない、でも自分の親に介護が必要になった時、どうするのか、何ができるのか、どのくらいお金を使えるのか、親の居住地の介護を取り巻く状況を知っておく等々、少し先に考えておくことが、介護が必要な状況になった時にあわてず、仕事をつづけながらの介護を支える一つの要素になると考える。

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