【高齢社会をよくする女性の会】会報に記事を寄稿させていただきました。

公開日: : お知らせ, 活動報告

樋口恵子さんが代表を務める

【高齢社会をよくする女性の会】

の会報に寄稿せていただきました。

 

中学生のころから、母を通してのお知り合いです。

 

あの頃はまさか自分が福祉や高齢者問題に関わる仕事をするなど全く考えていませんでした。

http://wabas.sakura.ne.jp/news/news.html

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以下本文です。↓

『母から娘へ ~“ケアする人ためのケア”の仕事につなぐ~』

 

30年くらい前のことになりますが、当時、母が日本婦人問題懇話会の事務局をお引き受けし、高齢社会をよくする女性の会の事務所内に事務局があったことから何度か事務局にお邪魔したことがありました。

 まだ、中学生だったので、難しいことはわからないながら、時々、日本婦人問題懇話会の講座等の手伝をしていたので、女性問題が身近にあり、先輩たちの背中を見ながら成長してきた私にとって、女性も自立した社会の一員として尊厳をもって生きることが当たり前で、そのような社会の実現のために自分ができることをしていきたいと漠然と考えていました。 

 縁があり、2000年の介護保険スタート時から、介護・福祉の仕事に携わるようになり、地域福祉の現場で実践・研究を積み重ねてきました。その当時の私は福祉に携わることは本意ではなく、いつか違う仕事にキャリアチェンジしようと、頭の片隅で考え日々の仕事をしているような状況でした。

  渋谷区の社会福祉協議会に移り、地域福祉に関する【ふれあいのまちづくり事業】の担当として、市区町村における福祉のあり方をまとめる機会を得ました。この事業に関わったことが、改めて福祉とは何か、考える機会となり、大きな視点で行政と民間が協力していく地域福祉のシステムづくりを研究テーマとし、働きながら大学院へ進むことになります。

 その間に、父が旅先で倒れ、死の宣告を受けたことから介護が始まりました。見送る覚悟していたのですが、気が付くと10年もの歳月を母と共に介護をしながら福祉の仕事をするという生活になったのです。

介護保険事業所や地域福祉の専門家として仕事をする中で、介護や福祉に関わる人、家族を介護する人をどうサポートしていくのかという、さらなる視点を持ちました。

 

 介護・福祉の現場では頑張る人が懸命に支え続けなければならない現実があります。親等の介護で自分の人生を送れない人もたくさんいます。

高齢社会が誰かの犠牲の上にあるのではなく、それぞれが自己実現できるシステムづくりを発信しながらサポートしていきたいと考えています。

 

誰もが当たり前に、尊厳を持って、自分らしく社会の一員として生きていけることが、未来を切り開いていく方法になると信じ、 “介護”に関わる人のためにできるサポートをしていくことが先輩たちから引き継ぐべきバトンだと思っています。

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